針葉樹製材に用いる含水率計の認定
◇制度概要
1.はじめに
針葉樹製材の乾燥材の含水率測定で品質・性能に優れた安心して使用できる含水率計を設定することにより、品質の安定した乾燥材の生産を促進するとともに、含水率計に関する技術開発の促進を促すことを目的としています。
認定にあたっては、認定対象製品の品質性能について、中立的な立場にある学識経験者からなる委員会において審議を行い、第3者機関としての客観的な評価を行っています。認証製品には、下記のようにGマーク(Gは含水率計をアルファベットにした時の頭文字)を表示することとしており、品質性能基準を満たしていることを証明できるようにしています。
認定にあたっては、認定対象製品の品質性能について、中立的な立場にある学識経験者からなる委員会において審議を行い、第3者機関としての客観的な評価を行っています。認証製品には、下記のようにGマーク(Gは含水率計をアルファベットにした時の頭文字)を表示することとしており、品質性能基準を満たしていることを証明できるようにしています。
認定マークの表示例
注)認定番号の●-●●-●●は、左端から、含水率計の種類(1:携帯型、2:設置型)-認定された年(西暦の下2桁)-認定番号
2.認定の種類
認定の対象となっている含水率計は、携帯型と設置型の2種類です。
- 携帯型
ハンディータイプの含水率計の認定で、事業開始時は高周波式に限定していましたが、平成17年よりマイクロ波式の物も審査が可能になりました。 - 設置型
マイクロ波により木材の含水率を測定する方法で、木材中心の水分まで含めた全体の平均水分を測定することが可能。150mm程度の深さまで測定が可能なので、通常住宅を建てる時に使われる105角や120角にも対応しています。
3.申請者の要件
申請者の要件は、次のとおりです。
- 申請者は、申請する製品を製造又は販売する者とします。
- 国外からの申請する場合、申請者は国内に申請代理人をおくことができます。
- 申請者及び申請代理人はセンターとの連絡調整、指示及び義務の遂行並びに需要者からの問い合わせ、苦情等への対応を適切に行う義務を負うものとします。
◇認定の流れ
新たに認定を取得する場合は、最初に日本住宅・木材技術センターまでご相談ください。
事前打合せを行い、認定取得までの流れ等を説明いたします。
新規認定取得のフローは、下図のようになります。なお、受付は随時行います。
認証を申請する際は、針葉樹製材に用いる含水率計認定規程に規定する(様式1-1)針葉樹製材に用いる含水率計認定申請書のほか、針葉樹製材に用いる含水率計認定申請書作成マニュアルにある認定申請書添付資料が必要です。添付資料では、特に次の事項に注意してください。
◇手数料
認定手数料は、以下のようになります。
手数料の種類
| 金 額(税込)
|
新規認定手数料
| 550,000円
|
更新認定手数料
| 440,000円
|
注) 認定には上記の料金とは別に、含水率計の依頼試験に掛かる費用(別途、依頼試験機関に支払)と、
認定証紙(シール)代(携帯型:165円/枚、設置型:330円/枚(税込))が掛かります。
◇規程
針葉樹製材に用いる含水率計認定に関する事項は、次の規定類に定めています。
① 認定規程 (PDF)
② 認定実施要領 (PDF)
③ 認定審査委員会運営要領 (PDF)
④ 認定技術基準 (PDF)
⑤ 携帯型(高周波押し当て式)の性能基準 (PDF)
⑥ 携帯型(高周波押し当て式以外)の性能基準 (PDF)
② 認定実施要領 (PDF)
③ 認定審査委員会運営要領 (PDF)
④ 認定技術基準 (PDF)
⑤ 携帯型(高周波押し当て式)の性能基準 (PDF)
⑥ 携帯型(高周波押し当て式以外)の性能基準 (PDF)
⑦ 携帯型(造作・下地用板類用)の性能基準(PDF)
⑧ 設置型の性能基準 (PDF)
⑨ 含水率計の表示方法 (PDF)
⑩ 認定手数料 (PDF)
⑪ 依頼試験機関一覧 (PDF)
⑫ 認定申請書 (Word)
⑬ 認定更新申請書 (Word)
⑭ 認定変更申請書 (Word)
⑮ 認定記載事項変更届出書 (Word)
⑯ 設置型含水率計の登録工場届出書 (Word)
⑰ 認定書再交付申請書 (Word)
⑧ 設置型の性能基準 (PDF)
⑨ 含水率計の表示方法 (PDF)
⑩ 認定手数料 (PDF)
⑪ 依頼試験機関一覧 (PDF)
⑫ 認定申請書 (Word)
⑬ 認定更新申請書 (Word)
⑭ 認定変更申請書 (Word)
⑮ 認定記載事項変更届出書 (Word)
⑯ 設置型含水率計の登録工場届出書 (Word)
⑰ 認定書再交付申請書 (Word)
◇認定一覧
認定製品は、こちらから閲覧できます。
お知らせ
2022-06-03