木造建築物電算プログラム認定制度
◇制度概要
1.はじめに
当センターは、平成13年11月より自主認証制度として「木造住宅新工法性能認証」を実施してまいりました。この制度の特徴は、企業等が開発した工法、部品・部材及び電算プログラムを第三者(当センター)が評価することにより、信頼性の向上と普及促進の一助になるところにあります。 平成17年に生じた構造計算偽装問題以降、電算プログラムの申請及び相談が増加したことや、電算プログラムと木造住宅新工法性能認証制度をより明確にするために、新たに「木造建築物電算プログラム認定制度」として、独立した認定事業とすることにしました。 この認定事業は、木造建築物の設計支援として活用されている構造及び省エネなどの支援プログラムについての認定を行います。 |
2.目的
木造建築物電算プログラムに係る認定を通じて、木造建築物の品質性能及び生産性の向上並びに消費者の安心・安全に寄与することを目的とします。 |
3.認定の対象
認定の対象とする電算プログラムは、当センターが発行している次の出版物等に準拠したものです。
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4.認定の基準
認定の基準は、次の各項目全てについて適切であることが条件となります。
(1)電算プログラムの適切さ
a)根拠図書との準拠性 b)論拠の明確性 c)プログラム処理の妥当性 d)誤用防止対策 e)出力表示の妥当性 (2)運用の適切さ
a)利用者の特定 b)マニュアル c)メンテナンス d)苦情処理 |
5.申請の条件
(1)申請者の条件
(2)申請条件
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◇認定の流れ
認定までの主な流れは、下図フローのとおりです。申請書の受付は、随時行います。 申請書を受付る前に、事前打合せを行います。申請者は、事前打合せ希望日を予め事務局までご連絡ください。事前打合せは、申請書類等を当センターへ持参し、概要の説明をして頂きます。 なお、申請内容によっては、その受付の可否についての検討に日時を要することがあります。 |
◇手数料
認定等の手数料は、下表に掲げる額とします。ただし、申請内容の程度により別途加算することがあります。 |
項目 | 手数料 | |
認定手数料 | ①壁量等計算 | 1,540,000円 |
②許容応力度計算 | 2,200,000円 | |
③外皮省エネ計算 | 880,000円 | |
④その他 | 別途算定 | |
更新手数料* | ⑤上記認定項目①~④ | 330,000円 |
変更手数料 | ⑥上記認定項目①~④ | 605,000円 |
⑦技術的基準表1区分(い)(5)に該当する軽微な内容 | 55,000円 | |
⑧その他 | 別途算定 | |
認定書の再交付料 | 11,000円 |
*規程第9条第2項の更新申請時に同第10条第2項の変更を行う場合、更新手数料は変更手数料(上記認定項目⑦を除く)の額とします。 |
◇規程
木造建築物電算プログラム認定制度の規程類は、以下の構成となっています。
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◇認定一覧
認定一覧は、ここから閲覧できます。(PDF形式)(令和4年2月28日更新) |